A Special Lecture on  “Cosmography and the Early Modern Literary Imagination” by Prof. Janet Clare

Janet Clare教授講演会「初期近代の文学的想像力における宇宙誌」

2019年5月24日（金）にJanet Clare教授 (University of Hull) による特別講演会が、大学院英語英文学専攻・哲学専攻共催にておこなわれました。ご講演の後、大学院生は各自が取り組んでいる研究テーマについて貴重なアドバイスをいただきました。参加した大学院生2名の感想をご覧ください。

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クレア先生の講演、セミナーに参加し、大変貴重なお話を伺うことができました。文学的想像力における宇宙誌についての講演は興味深く、発表前のご研究を拝聴でき大変光栄でした。宇宙誌に関しては今まであまり学ぶ機会がありませんでしたが、普段見落としていた分野にも、自身の研究に繋がる点があるということを改めて実感しました。セミナーでは、私のつたない研究内容の説明に対し的確なアドバイスをいただき、大変勉強になりました。今回クレア先生から学んだことを、今後の研究に活かしたいと思います。

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クレア先生の講義を受けるまで、私はコスモグラフィーを単なる地図の絵としか理解していませんでした。しかしながら先生がご紹介して下さったコスモグラフィーには地球の地図に向かって息を吹きかける人間や骸骨などの姿も描かれていて、地図の要素に加え、伝説や神話などを組み合わせたそのデザインは非常にユニークで新鮮なものでした。世界や宇宙のありようを科学的な視点からのみならず、芸術や伝説、文学から立体的にとらえていく考え方の重要性にも気づくことができたと思います。講義の後はクレア先生から自分の研究テーマに沿ったアドバイスを下さいました。見落としがちなポイントを客観的にご指摘下さったこと、またクレア先生が自分のテーマに興味を抱いて下さったことは研究を進めていく上で大切な糧となったと思います。

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